【一人では生きていけないから】
ご飯をあげているのは、チームのキャプテンです。
キャプテンもつられて口を開いてしまっているのがなんとも可愛らしい一枚です。
こちらのキャプテンは、サマーキャンプの1週間前に、2泊3日の0合目からの富士登山にチャレンジしました。(富士登山のブログはこちら→https://www.gritkids.com/post/彼らは限界を決めない)
その時は高山病になりかけて歩くので精一杯となり、自分でリュックを背負っていられず、仲間にリュックを運んでもらう場面がありました。
その経験もあってか、困っている子がいるとすぐに駆け寄り、片っ端から助けようとしていました。もちろん自分のチーム以外の子も含めてです。
以前から周りを見れる子でしたが、困っている子の存在に気づいても、助けようかどうしようか少し躊躇してから動く印象がありました。
しかし今回は、気づいたら即行動!その一歩目の速さに驚かされました。
『今度は自分が助ける番だ!』という声が聞こえてくるようでした。
サマーキャンプのテーマの一つは「コラボ」でした。
そこでは4歳~9歳と年齢差のある中で共同生活をしていきます。
すると、同じことをしようとしてもできる子もいればできない子もいます。
できない子は仲間を頼り、できる子はそれを助けます。
彼のみならず、自然と色んな場面で「コラボ」が生まれていました。
“困っている人に手を差し伸べる”
“一人でできない時には仲間を頼る”
生きていく上でとても大切なことです。
この夏の経験が、彼らの明るい未来に少しでも繋がっていたらいいなと思います。
Sora